偏差値24の男の司法試験への挑戦
初めまして、迷子くんです。
ぼくは10年前に司法試験に合格し、今も弁護士として活動しています。
・・・・・・。
こう書くとすごく立派に思えるかもしれませんし、中には「天才だ」、「私なんかとは頭の作りが違う人」なんて思う人も、もしかしたらいるかもしれません。
ただ、ぼくは天才でもないですし、頭の作りが人と違うこともありません。
そもそも、ぼくは司法試験の受験資格を得るために、法科大学院(世間的には2流~3流レベルの私立大学院)に入っていました。
法科大学院には2年コース(既習)と3年コース(未習)がありますが、ぼくは法学部を卒業していたので(大学も2流~3流の私立大学)、2年コースに入学しました。
つまり、大学院に入学して2年後には卒業し、卒業して1ヶ月後には司法試験というスケジュールでした(司法試験は5月の上旬に行われます)。
本番まで2年しかなかったので、自分の実力を確認するために、早速、大学院1年生の夏に模試を受けてみました。結果は.....。
全科目の偏差値34
(1672人中1532位)。
1番得意としていた科目(民法)がなぜか最悪の
偏差値24
という見たことも無い数字....(1672人中1630位)。
1番成績の良い科目も偏差値49.9と平均(50)にすら届かない破滅的な状況...。
正直、「偏差値24とか存在するんだ」と他人事のように思っていました。
結論から言うと、そんなぼくでしたが、その2年後に卒業し、その年の司法試験に一発で合格しました。
このブログでは、その軌跡(奇跡?)と、実践した勉強方法、そして弁護士になってからの活動などをつらつらと書いていこうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします( . .)"