【番外編】6ヶ月の勉強で社会福祉士国家試験に合格した勉強方法
3日目にして、さっそくの【番外編】笑
日付変わって昨日、合格発表のあった
社会福祉士国家試験!
自己採点では123点あったので大丈夫かと思っていましたが、
何があるか分からないのが受験...。
ほっとしました。
合格された方、おめでとうございます👏🏻✨👏🏻✨👏🏻✨👏🏻✨👏🏻✨
今回、残念だった方の中にも来年再チャレンジされる方や他の道を歩まれる方もいらっしゃるかと思いますが、歯を食いしばって努力される方をぼくは応援したいと思います。
そんな中、Twitterでご質問があったので、今日は
働きながら社会福祉士国家試験に合格した勉強方法
をテーマに ぼくが実践した勉強方法を一気に書こうかと思います。
1回で書ききった方が良いと思ったので、今回はかなり長めの記事です( . .)"
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まず前提として、ぼくは福祉系の大学は出ておりません。
2~3流の4年制の私立大学の法学部でした。
今の職場は、児童福祉がメインですが、
高齢者や障害者、年金や介護などとはほぼ無縁ですので、予備知識などは全くと言っていいほどありませんでした。
そして、社会福祉士国家試験の受験資格を得るために
社会福祉士養成施設(1年6ヶ月の一般)に入ったのが2019年4月でした。
普段の仕事はバタバタしてるのが基本なので、
単位取得のためのレポートに追われ続け、気がつけば養成施設卒業間近になっていました。
なので、
本格的に試験のために勉強をはじめたのは昨年の8月頃
勉強期間は約6ヶ月間
でした。
以上が前提なので、
福祉系大学を卒業された方などはどこまで参考になるか分かりません...
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まず、買ったテキストですが、
養成施設に入ってしばらくした頃、つまり、やる気満々の時期に買ったもの
↓↓↓
「受験ワークブック 専門科目」(中央法規)
「みんなが欲しかった社会福祉士の教科書 共通科目」(TAC出版)
「みんなが欲しかった社会福祉士の教科書 専門科目」(TAC出版)
の3つだけです。
(年度が2020なので、買った時期は推察できるかと笑)
が
「ワークブック」はほぼ使ってません(なので共通科目買ってません)。
理由は(ぼくにとっては)使いづらかったこと、情報量が多すぎること、です。
「みんなが欲しかった~」は、「ワークブック」に比べれば使いやすかったです。
ただ、分からないところを調べたりするのに使う程度でした。
主に使ったのは、通っていた養成施設で配られた教科書・資料です。
教科書類の使用頻度を比率で表すと
養成施設の資料:ワークブック:みんなが欲しかった
▕▕
9.15 : 0.05 : 0.8
くらいでしょうか。
養成施設にもやはり競争原理は働きます。
養成施設に入る人のほとんどは社会福祉士国家試験を受験する以上
自分の養成施設を選んでくれるか、
そこにはやはり過去の合格率は重要ポイントです。
となれば、養成施設が配布する教科書や資料は受験を意識したものにならざるを得ないと思います。
これは私の通っていた養成施設だけではなく、多くの養成施設で共通しているかと思います。
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そして、試験や受験に関して極めて重要だとぼくが考えている点。
司法試験を含め全ての試験に共通すると個人的に考えている点。
それは
情報の一元化
です。
簡単に言えば、試験当日に試験会場に持っていく資料と思ってください。
試験のホントの直前や合間の休憩時間には、何冊も本をめくって復習や確認なんてできないです笑笑
そこで、教科書や参考書、問題集でもいいです。
(1からノートを作るのは非効率かもしれません。)
とにかく1つの媒体に必要な情報を集約することが、自分の知識の整理のためにも、直前の見返しのためにも大切だと思っています。
では、その「一元化すべき情報とは何か」ですが、
過去に30回以上も実施されている社会福祉士国家試験なら
まず最優先は【過去問の情報】です。
本編でも書こうと思っていましたが、敵を知ることは何より大切です。
例えば、司法試験、司法書士試験、行政書士試験、宅建など...
これらの試験には「民法」という科目が試験科目になっています。
では、同じ「民法」という科目なら、その難易度や範囲、出題のされ方は全ての試験におい共通か、と言われると、もちろん答えはNoです。
難易度や範囲、出題のされ方が違う
ということは
試験によって勉強で身につけなければならない知識の広さや深さは違う
ということです(これらが違うのですから、勉強方法や勉強時間も異なるのは必然です)。
そして、社会福祉士国家試験の過去問を解きまくれば、自ずと
どの程度の知識が必要なのかが分かります。
さらに、過去問を解いていけば、
過去に出された問題が繰り返し出題されている
ことに気付くはずです。
もちろん出題のされ方は違いますが、問われている知識は同じという意味です。
今回の試験に関して言えば、個人的には「5割くらいは過去問で見たことある問題」という印象で本番解いていました。
そうなると、とにかく過去問を解きまくって、解説を読んで、一元化すると決めた媒体に解説を書き込む!!これしかないです。
ぼくは過去8年分くらいかな?過去問を何周も何周もしました。
選択肢見るだけで、正解の選択肢が分かるくらいまで解きました。
最終的には、問題文読むだけで、選択肢見なくても何番の選択肢が正解か分かるような問題も出てきました。
でも、過去問を繰り返す中で大事なのは、
「正解の選択肢を選ぶ」だけでなく
①「なぜ他の選択肢が誤りなのか」をきちんと自分の口で説明できるようになること
です。
言えなければ、一元化した資料を読み込む。
そこに記載がなければ、他の教科書や図書館の本などで調べて、一元化した資料に書き込んでいく。
そして、それと同時にやっていくのが
②「不正解の選択肢を正解の選択肢にするにはどこを変えればいいか」
です。
上の①と似ていますが、違います。
例えば「ラウントリーはロンドン市民の貧困調査を行った」という選択肢があったとします。
これは不正解です。
なぜなら、ラウントリーが貧困調査を行ったのはヨーク市だから。
これが①のレベルです。
では、②のレベルにするには何が必要か。
「ラウントリーはヨーク市で貧困調査を行った」という選択肢にすればいいのですが
その他にも
「ブースはロンドン市民の貧困調査を行った」
とすることもできるからです。
社会福祉士国家試験には人物の入れ替えなど、キーワードの入れ替えの問題がよく出ます。その辺りの知識が曖昧になっていないか、徹底して潰していきます。
基本的にはひたすら、その繰り返しでした。
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また、過去の出題傾向を見ると、
易しい問題が15~25% 普通の難易度が50~70% 難しい問題が15~25%
の割合で出されている個人的には感じますと。
易しい問題は、一般常識や基本的なワードだけで解ける問題。
難しい問題は、教科書の端っこに書かれているかどうかわからないようなみんな分からないような問題。
そして、社会福祉士国家試験は、例年60%前後の点数を取れば合格なので、易しい問題と普通の難易度の問題をできるだけ取りこぼさないようにすれば合格できます。
大事なのは 満点は要らない ということです。
(全科目で得点しなければいけないので、捨て科目が作れないのは痛いですが。)
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ちなみに問題集として使ったのはこちらの2つ
↓↓↓
過去問集のは、これは解説が丁寧で分かりやすかったです。
予想問題は、本屋でざーっと何種類か確認したのですが、これが1番クセもなく、難しすぎることもなくスタンダードな印象だったからです(実際、この予想問題の点数と本番の点数の差は10点程度でした。)。
以上、ざーーーーーっと思いつくままに書いてみました。
誤字脱字などもあるかもしれません、、、すみません。
ここに書いていないことで気になる点(「一元化の具体的な方法」や「直前期の過ごし方」から「マーカーの使い方」)など、このブログのコメントでもTwitter(@Maigo__kun ※注:アンダーバーは2つ)でもいいので、レスポンス頂ければと思います。
(これ以上色々書くのは長すぎるので....)
長くなりましたが、参考になれば幸いです( . .)"